株式会社いなば園
「深蒸し茶」について
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  いなば園が主に作る深蒸し茶(ふかむしちゃ)は煎茶の一種。生茶葉から煎茶を造る最初の工程である「蒸し」の時間を、1分から3分程度と長く取るものをいいます。通常の煎茶は茶葉を乾燥したり揉んだりする前に、茶葉の細胞がほぐれ成分が出るように10秒から1分程度蒸しますが、深蒸し茶はそれより長く蒸すことによって、茶葉からの滲出成分が通常の煎茶より多くなり、濃くまろやかな味わいとなります。出来上がって淹れた深蒸し茶は深緑色で濁って見えますが、お茶の旨味成分が余すところなく滲み出している証です。 深蒸し茶  
 
 
   
  牧之原台地 深蒸し茶は、昭和40年代牧之原台地のお茶農家が開発されたといわれています。当時、牧之原台地のお茶は、日照時間が長く茶葉が厚く堅くなりがちでありました。そのため、品質的には渋いお茶が生産されていました。渋いお茶をいかにしてまろやかなお茶にするかを研究した結果、蒸し時間を長くすることによって、茶葉の繊維を柔らかくし、渋味を取り去った緑茶を作る事に成功しました。そのため、今でも牧之原台地は深蒸し茶のふる里と呼ばれています。  
 
 
   
  いなば園の深蒸し茶は牧之原台地の自社製茶工場で、熟練した職人により、こだわりをもって作られたお茶。今まで以上のお茶を作るために、土づくりから徹底的にこだわった茶葉を使用。そして鮮度を守るために、摘み取ってすぐに「蒸し」と「揉み」を行い、粗茶は大型冷蔵庫で温度を調整して保存。最終段階の「火入れ」は味を大きく左右する大事な工程。経験から培われた技術が、このお茶の深い旨味を生んでいます。 深蒸し茶  
 
 
  製茶工程について    


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